宮古島のダイビングについて

伊良部・下地島周辺のベストシーズンダイビング

国の天然記念物「通り池」
ダイビングスポットでありながら、天然記念物でもあるという場所は日本でもただひとつ。この場所が「通り池」です。宮古島周辺ダイビングスポットの中でも最大規模を誇る「通り池」は、ダイビングの難易度もひじょうに高いと言えます。もっとも深い海底の水深が45メートル程度で、地形の天井部分が水深15メートル程度。この高低差の陸上構造物を想像してみてください!
 
海中トンネルでつながっている陸上の2つの池の水は、塩分濃度や水温、そしてそこに生息するプランクトンの影響で、微妙なグラデーションカラーを形成します。
 
高低差のある地形でのダイブとなるため、中層でほぼ泳ぎっぱなしのダイブとなります。無駄にエアを消費してしまう可能性もあるため、ガイドとのコミュニケーションは欠かせません。海側の巨大な穴から島の内部に入っていく感覚。そして緑と青の海中グラデーションは、まさに自然が造り出した感動スペクタクルです。
 
魔王の宮殿はリピーター続出の人気スポット
「魔王の宮殿」は幻想的な自然の造形美がダイバーを魅了する、人気のダイブスポットです。天の導きのような日の光が照らす海中には、小魚たちが舞い泳ぎます。水深は深いところで20メートル~ありますが、初心者でも楽しめるスポットです。宮殿には3つの「部屋」があり、それぞれ「エントランスホール」「メインホール」「寝室」と呼ばれています。宮殿内には多くの甲殻類が住み着いているので、壁面を注意しながら移動するとおもしろい発見があるかもしれません。
 
海底芸術アントニオ・ガウディ、難易度は高め
「アントニオ・ガウディ」は、最深部で水深約35メートル。その最深部こそが見所のため、どうしても滞在できる時間が限られてしまうのです。この海底までの往復は泳ぐ必要があるため、ある程度のダイブ経験を要するポイントです。このように「アントニオ・ガウディ」はポイントの性格上、その限られた滞在時間をいかに楽しむかということが課題となります。自然が造り出した、いや神が造り出したのかもしれない複雑な構造物を下から眺める至福は、ダイバーだけが共有することのできる瞬間なのです。
 
一の瀬ホール、三大地形ポイントに劣らない魅力
「一の瀬ホール」は、水深の異なる「ホール」が2カ所有り、それらの穴から光が降り注ぐという、感動的な海中の景色を味わえる場所です。「宮古島三大地形ポイント」をも凌ぐほどの神秘的な光景を目の当たりにしたいのであれば、「一の瀬ホール」にダイブしましょう。知名度は少し落ちますが、感動の大きさは計り知れないポイントです。
 
本ドロップはでっかいロウニンアジのすみか
本ドロップは「大型」の生き物に出会える可能性のひじょうに高いポイントです。最深部の水深は35メートルほど。ロウニンアジに接近するには最高の場所として知られています。ロウニンアジは本ドロップ周辺を回遊しているため、常に複数の個体がこのエリアにいるようです。シーズンによってはマンタが回遊してくることもあります。
 
光の砂時計、中の島ホール
水深5メートルほどの場所にある入り口から、一気に水深28メートルまで下り降りると、底には青く光る砂時計型の巨大な穴が飛び込んできます。「中の島ホール」でのダイブは20メートル以上を一気に下るため、耳抜きが上手にできないと行くことのむずかしいスポットになります。
 
インスタ映えを狙うならミニ通り池
「ミニ通り池」は、「宮古島三大地形ポイント」のひとつ「通り池」のとなりにあるダイブスポットです。「ミニ通り池」も、「通り池」と同じ池に浮上することができます。洞窟を通り抜け現れる池に差し込む日ざしは、インスタ映えするスポットとして注目を浴びています。良い写真が撮りたいなら、日ざしが差し込む時間に合わせてダイブすることがポイントです。
 
宮古島のダイビング、海底地形が最大の魅力
宮古島は、沖縄本島の更に南西に位置し、本土からは遠く離れているイメージがあります。実際、距離的には遠く離れていますが、関東や関西からは直行便が、そして沖縄本島からは毎日、多くの便が飛んでいるためアクセスは抜群です。
 
宮古島周辺の人気ダイブスポットに共通する点として、自然が造り出した海底地形が挙げられます。入り組んだアーチ状の地形や洞窟のような地形。差し込む光は、その自然が造り出した「構造物」を神々しく演出するライティングとも言えるでしょう。